虫さされの方が多くなってきました

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7月に入りなんとなく蒸し暑いですね。
外来もそろそろ夏モードとなってきております。
水虫、あせも、とびひ、虫さされで
受診される方が多くなってきていますが、
帯状疱疹の方もちらほらと来られまして
季節代わりで疲れるというか
体調を崩しやすい時期なのかなあと思っております。
皆さんもご自愛くださいね。


さてその中でもなんといっても虫さされ。
子供さんが来られたなと思ったら
ほぼ虫さされかあせもという感じであります。
刺されたところが、
急にぽーんと腫れて慌てて来ましたと
いう親御さんが多いです。
何の虫に刺されたのかというご質問をよく受けますが
刺された後の皮膚反応にはアレルギー反応が関与し、
個人差がありますので、
皮膚の状態では確定はできませんで、
推定で
手足顔などの露出部だと蚊、
体などの服に覆われた部分に
細かい赤いかゆいぶつぶつだとダニなどが
多いといわれています。
刺されたときに痛いと思ったといわれるとだいたい蜂、
蜂の場合は痛みで刺されたのがわかるので
虫を目撃されている場合も多いです。
ムカデの場合も咬まれたときに痛みを伴います。
あと毛虫による皮膚炎の場合は
首や腕などの露出部にかゆみの強い細かい赤いぼつぼつが
みられ、しだいに服に隠れていた体の方に
発疹が拡大することが多いです。
前の日に椿やサザンカなど
チャドクガ、モンシロドクガの成虫、
毛虫がいる木の周囲で遊んでいたり、
草むしり、木の剪定などの作業を
していたという場合が多いようです。
毛虫は年2回(6月~7月と9月~10月)発生します。
脱皮した殻の毛でも発症するので注意が必要です。
いずれの場合もかきこわしてとびひになるなど
こじらせてしまう前に早めに治療を開始しましょう。
ボリボリ?いてしまいそうでしたら
かゆみ止めの飲み薬を飲んだり、
ガーゼや包帯で覆ってしまって
掻けないようにするのも
よいかと思います。

高岡市 皮膚科・美容皮膚科 皮膚科ちえこクリニック

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