軟膏チューブの口の部分は
金属製の物でも口が開いている物と
写真の様に閉じている物があります。
閉じている物は蓋をひっくり返して
尖った部分を差し込むと通常簡単に開くのですが
なんと開かなかったことがあります。
尖った部分を差し込みますがビクともしない。
しまいに尖った部分が少しひよってきてしまい
う~む、おかしい、なんだこりゃ?ということで
メーカーさんに連絡したところ
成形の過程で口の膜部分の金属の厚みが
厚いものができたとのことでした。
私も今年で皮膚科医をして25年目となりますが
こんなことは後にも先にもこれだけで、
貴重な1本だったのか(^^;)
しかし、患者さんにこれが渡らなくてよかったなあと思ったものでした。
軟膏チューブを見ていてふと思い出しちょっと漫談。
(※注 写真の軟膏は本文とまったく関係ありません。)