ジカ熱

ニュースサイトでジカ熱のことが
とりあげられているのをよく見ます。

ジカ熱はジカウィルスの感染でおこるウィルス感染症で
ウィルスは蚊(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)が媒介し、
流行地域は中南米やアジア、アフリカ等で
日本では過去にポリネシア・ボラボラ島と
タイ・サムイ島から帰国後に診断された3例が報告されています。

症状は発熱、関節痛、頭痛、筋肉痛や発疹や結膜充血等。
発疹は斑状丘疹状紅斑
症例写真をみると体幹にびまん性に紅斑~紅色丘疹が生じているものがありました。
融合している部分もあるかな、
非特異的ですね。発疹だけでは診断がつかない形のようです。

発症してもデング熱と比べ軽症の事が多いということですが、
妊婦さんが感染すると胎児も感染し小頭症を生ずる例が多発しているので
問題になっています。

有効なワクチンや治療薬がないので
流行地では虫除けスプレーを使用する、皮膚を露出しないような服を着る、
黒っぽい服は避けるなどの蚊に刺されないような対策が必要です。

診察機会があるかはわかりませんが、皮疹もでるということで
ちょっと覚え書き。

 

※以下の厚生労働省のサイトに詳しい情報があります。
参考サイト:ジカウィルス感染症について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html

タイトルとURLをコピーしました