脂漏性角化症の治療

脂漏性角化症は老人性いぼともよばれており
顔や体に
茶色から黒っぽい
少し盛り上がっている腫瘍ができるものです。

しみが少し盛り上がったように見え
粘土細工を貼り付けたようなと
表現されることもあります。

黒みが強い場合はホクロとよく間違えて
受診される方も多いです。

多発することもあり、顔の中心部よりは横側に
パラパラとできている方も多くいらっしゃいます。

炭酸ガスレーザーの治療では
局所麻酔をして
脂漏性角化症を蒸散していきます。
通常くぼみもほとんどつかず
きれいにとれます。

治療後は1週間程度創傷被覆剤でカバーして
いただきます。
治療部分がじくじくしなくなったら
貼らなくてもOKです。

細かいものが多発している場合は
クリームの麻酔を使用します。

黒みが強く小さいものは
しみを治療するようなレーザーでも
とることができます。

たくさんできている場合は
いちどに全部治療をしてしまおうとされずに
ほほの片側からなど
無理せず少しずつ治療を
進めて行かれるのもよいと思います。

コメント

  1. nannto2 より:

    はじめまして。南○市在中です。
    私は脂漏性角化症だと思います。10年間に1つ気になり今では数えきれない・・・どうにかせねばと思いながらも10年ほどたちました。ネットでは、アプリコットオイルが良いとかで検索中にこちらに辿りつきました。その治療は保険で治療できますか?少し遠いのですが、どこの皮膚科でもできるのですか?

  2. 梶澤知恵子 より:

    >nannto2さん
    こんにちは。
    炭酸ガスレーザーによる治療の場合は保険適応外です。機械をもっている施設であれば受けることができます。

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