首の茶色く細かいぷちぷちが気になるのでとってほしいという相談を
よく受けます。
ちょっと言葉は悪いですが、ひふの老化にともなってできるもので
アクロコルドンという名前がついています。わきなどにできることも
あります。
根もとがほそくなってとびでているものはさっとハサミで
切ってとることができます。
ちょっとチカッとしますが一瞬ですみます。
出血はほとんどみませんが、あとでじわっとくることもあるので
化膿止めを塗った絆創膏でとめておきます。
小さいものに限りますがさっととれて
炎症後しみもでなくスッキリととれます。
根もとが平たくなっているものやおおきなものは
麻酔なしでさっと切るとやはり痛いので
液体窒素で凍らせて治療する方法か炭酸ガスレーザーでの
治療をしています。
液体窒素をあてるとかさぶた状に黒くなりとれていきます。
一回でポロっととれる場合もありますが
大きいものですと回数がかかります。
1週間ぐらいの間隔をあけて数回あてます。特に日常生活の制限は
ありませんが、治療期間中黒く細かいかさぶたができるので、
この冬場襟のある服を着る時期に治療するのがおすすめです。
治療後に少し炎症後しみができることもありますが
これは時間とともにとれていきます。
炭酸ガスレーザーの治療では麻酔テープを使用します。
レーザーで蒸散してとります。数日じくじくとするので
創傷被覆材でカバーしておきます。
4~5日から1週間ほどで治療部分にひふがはって治ります。
治療回数は1回ですみますが、治療部分に赤みが出たり
炎症後しみができることがあります。いずれも時間とともに
薄くなっていきます。