日焼けについて

海や野外でのレジャーや海外旅行でひどい日焼けをおこし
ご相談に来られる方も多い季節です。
日焼けは急に大量の日光を浴びたときにおこります。
紫外線による皮膚細胞のダメージから炎症がおこり症状がでてきます。


背中や四肢、顔などの露出部に発赤、ヒリヒリ感などのやけど様症状が見られ、
水ぶくれができることもあります。数日後、かさかさと皮膚がむけたり、
色素沈着を残して治っていきます。
症状がひどい場合は炎症をとる塗り薬や飲み薬で治療します。
強めのステロイド外用剤や非ステロイド系抗炎症薬の飲み薬を用います。
冷水湿布も症状を和らげるのに有効です。
広範囲に強い日焼けをすると、全身倦怠感や発熱、嘔吐、脱水症状などの
全身症状をきたす場合がありますので注意が必要です。
予防には紫外線対策が重要です。
夏の海水浴や野外プールの後によく見られますので、
長時間日光を浴びないようにする、
日焼け止めはウォータープルーフタイプなど落ちにくいものを
顔だけでなく、体の露出部分にも忘れないように塗るようにし、
塗り直しは30分ごとと、平常時より頻繁に行うことが必要です。
塗り直しがきちんとできない方は
飲む日焼け止め「ヘリオケア」の使用も効果的です。
helio
日焼けの後のかわむけや色素沈着が気になるとのことで
よくご相談を受けますが
かわむけは自然にとれていきますので、無理にこすり落とさないように
してください。
色素沈着も自然に薄くなっていくものではありますが
美容皮膚科的治療で悪化を防いだり、改善することができます。
皮膚科ちえこクリニック
http://www.chieko-clinic.jp/

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