トリコチロマニアとは精神的な要因で
自分で毛を抜いてしまうことを繰り返す状態のことです。
別名「抜毛癖」とも呼ばれ、小学生の女児に多くみられます。
抜いた部分が一見円形に見え、
円形脱毛症と間違えられていることもありますが、
円形脱毛症に比べて、脱毛部分が不規則な形で、
短く引きちぎられた毛と新しい毛が、混在していることや
感嘆符毛が見られないこと、
また病巣部分の毛を引っ張っても
簡単に抜けないことなどで鑑別します。
抜くのを止めると治りますが、
改善には心理学的なアプローチが必要です。
2016年6月15日 LINE配信記事