女性型脱毛でお悩みの方へ

女性型脱毛症(female pattern hair loss:FPHL)は
思春期以降、特に40~50代から閉経以後に多くみられます。
頭頂部が主に薄くなり、毛が細くなりますが(軟毛化)、
後頭部はなりにくいです。

初期の頃は頭頂部から前頭部にかけての分け目部分が
薄くなり拡がってきて気づかれることがよくあります。

甲状腺機能低下症や膠原病、貧血などの
脱毛を来すことのある疾患や
薬剤性の脱毛、円形脱毛症などを
除外する必要があります。

治療はミノキシジル外用、フロジン、
アデノシンなどの入っている育毛剤の外用です。

当院では女性用のミノキシジル配合外用剤
ウイメンズ・ロゲインと
内服薬パントビガールを用いて治療しています。

Rogai
↑ウイメンズ・ロゲインは
アメリカ食品医薬品局(FDA)によって
承認されたミノキシジル2%配合の育毛剤です。
1日2回抜け毛の気になる部分に
塗布します。

Pantovi
↑パントビガールは女性用の育毛内服薬として
世界で初めて認可された薬剤です。
パントテン酸カルシウム、L-シスチン、アミノ酸や
毛髪をつくる主要成分ケラチンが含まれています。
適応は女性のびまん性脱毛や
毛髪構造の退行性変化と爪の成長不良です。
毎食後1カプセルを服用します。
まずは3~6ヶ月を目標に
内服します。

いずれも保険外の治療となります。

頭頂部の分け目が広がり薄くなってきたなどの女性の薄毛、

爪がもろいなどでお悩みの方はご相談ください。
高岡市 皮膚科・美容皮膚科 皮膚科ちえこクリニック

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