扁平母斑とは
扁平母斑は境界線がはっきりした盛り上がりのない茶色のあざです。
からだや四肢に見られることが多く、
生まれつきある場合と小児期ないしそれ以降に生ずる場合があります。
表皮の底にある基底層のメラニン色素が増えています。
扁平母斑の治療について
治療は乳幼児期の早い時期に行う方が効果的です。
増加しているメラニン色素を
破壊することのできる波長を持ったレーザーを使用します。
当院では保険適応のあるルビーレーザーで治療しています。
治療経過について
なかなかレーザーに反応しない場合や、
いったん取れても色素が再生してきて難治の場合もあります。
何回かレーザーを繰り返して治療していきます。
反応が悪い場合は
トレチノインやハイドロキノンのぬり薬での
治療を試みます(保険適応外)