スピール膏の貼り方

スピール膏はうおのめやたこの治療に使う貼り薬です。
貼っておくと成分のサリチル酸の作用で
皮膚の硬い部分が柔らかくなりますので
削る処置がしやすくなります。

スピール膏の貼り方は
1.まずスピール膏をはさみで患部の大きさよりひとまわり小さめに切ります。

スピール膏を切る
患部が小さい場合はスピール膏があまり小さすぎるとふやけ方が足りなかったり
削る処置がやりにくかったりしますので、クリニックで貼ったぐらいの大きさで
貼りかえていただければと思います。

2.スピール膏の裏の台紙をはがしてはります。

患部に貼る

3.固定のテープを上からはります。

固定する
固定のテープは特にこれでないといけないというわけではありませんが、
キズバンではってずれたとか、市販のものでうまくいかなかったというお話もよく聞きます。
何を使ったらいいかわからない場合はご相談下さい。

4.1日1回毎日同じように貼りかえてください。
患部の硬い部分が正常な部分と分かれてきて、スピール膏にくっついている場合は
貼りかえの時に無理に引っ張らないように気をつけて
スピール膏に張り付いている部分を少しずつそっとはがして下さい。

浮き上がっているふやけた患部は
ハサミでそっと切り取るなどして整えていただいても良いです。
スピール膏を貼るときは大きさに気をつけることと固定が大事です。
スピール膏が大きすぎたり、歩いてずれるようですと
周りの正常な皮膚がふやけ、むけて痛くなる原因になりますのでご注意下さい。

貼って1週間ぐらいするといい具合にふやけてきますので受診して下さい。

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