アクロコルドン

アクロコルドンは首やわきなどに多発する
加齢に伴ってできる1種の良性の小腫瘍です
(お若い方々でもできます)
結構できている方の多いありふれたできもので
放置してもうつって増えることはありません。

日常診療では
首に茶色く細かいぷちぷちがたくさんできている
首をさわるとざらざらして気になる
ネックレスをするときにひっかかって邪魔
などということで
気になるのでとってほしいと
来院されることが多いです。

治療法には液体窒素治療
炭酸ガスレーザー治療
ハサミで切除
がありますが
おすすめは平たいものが多発している場合は
炭酸ガスレーザーの治療、
根元が細くなり、飛び出ているものは
ハサミで切除です。

液体窒素治療は保険適応なのですが、
炎症後しみがでやすいかなという印象です。
治療部分を越えて丸い色素沈着がでるのが
どうも気に入らないなということが多く
最近はあまりおすすめしていません。

飛び出ている物を先の細いピンセットで
つまんで根元を手術用のハサミで切ります。
(ちょっと一瞬チカッとしますが通常麻酔なしで
大丈夫です。痛みに弱いので~という方は
麻酔テープかクリームを使うこともあります)

そして
残った平たいのを炭酸ガスレーザーで蒸散します。
炭酸ガスレーザーでも治療はほくろのより弱めの設定で
できるのでテープかクリームの麻酔で治療できます。
カサブタは数日で取れ結構キレイに仕上がります。

CO2レーザー

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